「逆流性食道炎」の症状は:胸やけ:だけじゃないんです!
逆流性食道炎は、前日に夕食が遅くなり、脂っこいものを食べた翌朝に、胸のあたりが
何とも言えない不快感が出ることがあります。
胃酸が食道内に逆流することにより食道に炎症が発症したことを逆流性食道炎と言います。
症状は「胸やけ」が有名ですが、
それ以外に「胸がしみる」
「胃酸が上がる」
「口に苦いものを感じる(呑酸)」
「胸が痛い」
「飲み込みにくい」
「お腹が張る」
「よく咳き込む」
などの様々な症状が見られます。特に慢性的な咳が継続し、胸部レントゲンで異常を認めず、耳鼻科での異常が無い場合は「逆流性食道炎」が隠れている可能性があります。
治療に関しては脂っこい食事、甘いもの、アルコール摂取を控え、さらに食後すぐ横にならない等の生活習慣の改善で、症状の緩和が期待されます。それでも症状が継続する場合は、お医者さんに診てもらいましょう。
酷くなると、胃カメラの検査を受けるようになります。皆さんも気を付けましょう。
(看護スタッフ)